- 4~6名のチームをつくります。
- 机とイスを島形式に準備するなど、話しやすい環境を作ります。
- 【ゲーム開始5分前】全員に基本性能カード(15枚/組)とゲームストーリー・ワークシートを配布します。
- 各チームに「インストラクション」を渡します。
- インストラクションにある「チームの課題」をインストラクターが読み上げます。
(※インストラクターはゲームに参加しません)
「地球を守る究極のロボットを完成させよ」
ロボットに必要な性能を考える中で、参加者の中には「戦闘力が必要だ」「いや、移動力だ」「いやいや回復機能こそ大事だ」と、それぞれ異なる前提や価値観が存在します。
ここで必要なのは「議論を重ねて、1つの方向にまとめていく」こと。
これはまさに、実際の会議やプロジェクトと同じ構造です。
「意見を言えない人が出てくる」
「自分の正しさを押しつける人が場を支配する」
「なんとなく多数決で決めてしまう」
ゲーム中に起こるこうした現象は、実際の組織でもよくある課題です。
ゲーム終了後、司会がこう問いかけます。
「皆さんの職場では、全員が納得した状態で意思決定できていますか?」
この一言で、参加者はハッと気づきます。 ゲームでの出来事が“現実とつながる瞬間”です。
ゲーム後には専用の振り返りシートを使って、チームで対話します。
「なぜ意見がぶつかったのか?」
「どこで納得の落とし所を見つけたのか?」
「普段の仕事で同じような場面はないか?」
この対話を通して、参加者は合意形成の難しさと大切さを“自分事”として捉えるようになります。
【所要時間】全体:50分(うちゲーム時間20分)
【対象者】若手社員~管理職
【対応人数】5〜10名(1チーム)
【難易度】★★★☆☆
・ゲーム開始(15~20分)
4名で実施の場合:15分
5名で実施の場合:17分
6名で実施の場合:20分
・ストップウォッチを人数に合わせた時間にセットしてスタートします。
・はじめに各個人で順位を決めてもらいます。
・個人の順位が決まったら、チームで順位を決めてもらいます。
・ゲーム終了時間になったら「終了」の掛け声をかけてください。
【個人の振り返り(10分)】
・人数分をコピーした振り返り用紙を配布します。
・設問に沿って、各個人に10分間で振り返り用紙に記入してもらいます。
※模範解答はご用意していますが、このゲームには絶対的な正解はありません。
メンバーそれぞれのモノの見方・考え方が反映される結果になります。
ゲームを通じてコミュニケーションをとることで、自分をはじめチームメンバーの判断基準や価値観を目の当たりにすることができます。
おそらくチームメンバーの意外な一面を知ることができるでしょう
【チーム振り返りタイム(10分)】
・個人で記入した振り返り用紙を使ってチームでディスカッションをしてもらいます。
(10分で各自どのようなことが書けたかを共有してもらいましょう)
・ストップウォッチを10分にセットしてスタートします。
・チーム振り返り終了後、何名かの参加者から感想を発表してもらいましょう。
【注意点1】ゲーム中は参加者間でルール違反がないように見守る
(ルールは同梱しているインストラクションに記載)
※ルール違反があるとゲームの面白さが激減します。
【注意点2】原則推奨参加人数で実施
限られた時間でチームの意思統一をすることは難しい。そのなかで自分が出来ることは何か、100%を目指すのが難しい場合、最低限何処を抑えるべきなのか、臨機応変に対応する必要を感じた。
※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません
今回のゲームを踏まえて、今後は、会議等の際はまず目標・目的が何かを考えてから始めるようにしたい。
※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません
ゲーム実施の際に皆さんとの認識合わせを忘れがちなので気をつけます。
※あくまでも感想であり成果を保証するものではありません
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