「分かっているのに、言い出せない」
「自分の役割が分からず、ただ待つだけ」
「情報は持っているのに、共有しない」
こうしたシーンが、ゲーム中に自然と表れます。
特効薬の開発にはチーム全員の協力が必要ですが、リーダーシップを発揮する人がいないとただ時間だけが過ぎていく。
そんな状況は、実際の職場でもよくありますよね。
たとえば、ゲーム中に「答えは分かっているけど、言えない」という人がいたとします。
実際の職場でも、「本当はこうしたらいいのに」と思っていても、口に出せないことありませんか?
実はこれ、職場でも起きています。 ゲームを通して職場の状況を気づくことができます。
ゲーム後には専用の振り返りシートを使って、チームで対話します。
「なぜ発言できなかったのか?」
「どうすればもっと協力し合えたか?」
「普段の職場でも同じようなことが起きていないか?」
この対話を通して、参加者は課題を「他人事」ではなく「自分事」として捉えるようになり、翌日からの行動改善が自然と始まります。
1.前方に2台机をセットします。
2.うち1台を秘書デスクとして電話機を設置し、 発見されたメモ4枚を裏返して並べておきます。もう1台に昆虫採集グッズと本を設置します。
※本「学術用語集」は進行役が持っておき、残り5冊を机に設置します
3.後方に1台机をセットし、クロスワード用タテ情報、カード・クロスワード用ヨコ情報カードを設置します。
4.博士のメモ・謎の文字カード・クロスワードカード・解答カード・迷路カード・ばらしたジグソーパズルのピースと台紙・鏡・模造紙を封筒に入れたものとマジックセットをチーム数分用意します。
5.PCにスライドデータを取り込みます。
6.データを取り込んだPC・プロジェクター・スクリーンを設置します。
7.ゲームマスター用のスライドを準備し、秘書役を決定します。
1.全員に基本性能カード(70枚/組)とゲームストーリー・ワークシートを配布します。
2.各チームに「インストラクション」を渡します。
3.インストラクションにある「チームの課題」をインストラクターが読み上げます。
(インストラクターはゲームに参加しません)
4.遮光カーテンを閉め、部屋を暗くしておきます。
5.部屋の照明を確認しておきます。
※途中、照明を落としたりつけたりする場面があるため
6.音響の確認
8人~10人:ウイルスがこの部屋に到着するまで約40分。
7人:ウイルスがこの部屋に到着するまで約45分。
6人:ウイルスがこの部屋に到着するまで約50分。
1.ストップウォッチを人数に合わせた時間にセットしてスタートします。
2.はじめに各個人で順位を決めてもらいます。
3.個人の順位が決まったら、チームで順位を決めてもらいます。
4.ゲーム終了時間になったら「終了」の掛け声をかけてください。
・個人で記入した振り返り用紙を使ってチームでディスカッションをしてもらいます。10分で、各自どのようなことが書けたか、共有してもらいましょう。
・ストップウォッチを10分にセットしてスタートします。
・チーム振り返り終了後、何名かの参加者から感想を発表してもらいましょう。
【注意点1】ゲーム中は参加者間でルール違反がないように見守る
(ルールは同梱しているインストラクションに記載)
※ルール違反があるとゲームの面白さが激減します。
【注意点2】原則推奨参加人数で実施
年に1回、自社であったことを振り返る機会があるんですが、ただの報告だけじゃつまらないこともあり、過去にもいろいろ餅つきやバーベキューなどの行事を行ってきました。
ただ今回はコロナ明けで初ということもあって、せっかくだし思い切ってエンターテイメント性の高い脱出ゲームをやってみようということになりました。
過去にゲームはいくつもやっていたので、もう少し段取り良くできると思ってたんですが、熱中すると周りが見え難くなるのは仕事と同じですね。
とはいえ、社員は楽しめたようなので、交流が深まってよかったと思ってます。
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